Pocket

加齢臭の原因は、体内で生成された脂肪酸の一種である「9-ヘキサデセン酸」です。これが皮脂腺を通じて皮膚上に分泌され、それが活性酸素、過酸化脂質、皮膚の常在菌により分解されることでノネナールが生成され加齢臭となります。つまり、「9-ヘキサデセン酸」をいかにして体内で作らせないようにするのか、紹介をします。

9-ヘキサデセン酸

ノネナールそれ自体は水溶性の物質なので、シャワーを浴びることで、簡単に洗い流すことが可能です。しかし、朝に軽くシャワーを浴びたとしても、皮脂腺から絶え間なく脂肪酸が分泌され、脂肪酸の一種である9-ヘキサデセン酸が皮膚に分泌されてしまえば、活性酸素、過酸化脂質、そして皮膚の常在菌によって分解されてノネナールを発生させますので、夕方近くになれば、加齢臭はきつくなるわけです。

つまり、原因物質である、9-ヘキサデセン酸を作りにくくさせる体質に変えるというのが、加齢臭対策としては非常に有効な手段であるといえます。

9-ヘキサデセン酸が生成される理由

9-ヘキサデセン酸は、体内にある脂肪分をもとにして作られます。また、9-ヘキサデセン酸は加齢に伴い分泌量を増やす傾向があります。この明確な理由というのは現在でもよくわかっていないのですが、9-ヘキサデセン酸の分泌量が増えることで前述の通り活性酸素や過酸化脂質、皮膚の常在菌によりノネナールに変化し、加齢臭としてニオイ立ちます。

そのため、9-ヘキサデセン酸が生成されないようにするためには、脂肪分の少ない食生活、そして活性酸素と積極的に結合する抗酸化作用のある食べ物を食べることを心がけるのが、根本的な加齢臭対策といっていいでしょう。

もちろん、根本的な加齢臭対策をしたからといっても、9-ヘキサデセン酸は作られますので完全に抑えることは不可能です。また、皮膚の常在菌を死滅させることは不可能であり、死滅させた場合、何らかの異常がでます。皮膚を清潔に保つ程度で皮膚の常在菌の量を減らすことも重要なので、毎日の入浴というのは欠かしてはいけません。

9-ヘキサデセン酸を少なくする食事とは?

これは、なんといっても日本食、和食が一番、脂肪分の少ない食事として理想的です。

和食というは、動物性の脂肪をあまりとらない特徴があり、また、活性酸素と結合しやすい抗酸化作用のある野菜を多く摂る傾向があります。また、納豆など腸内の環境を整える食品も多く、腸内から綺麗になることで体臭それ自体も抑えることが出来る、ある意味では理想的な食事になります。

つまり、脂肪の摂取を少なくすることができれば、9-ヘキサデセン酸の生成量や分泌量を減らすことが出来ます。

外食中心の方

和食が素晴らしいとはわかりますが、自炊をしない方にとっては、和食というのは非常に難易度の高い食事であるといえます。過度に欧米式の食生活になってしまったので、和食を提供してくれるファーストフード店はあまり多くありません。

そのため、肉食、特に脂っこいものは控えて、コンビニなどでサラダなどを食べるようにするといいでしょう。そうした上で、サプリメントなどで栄養を補助させしまう方がいいでしょう。特にサプリメントには抗酸化物質が効率よく摂れるものもありますので、上手に活用をしましょう。

また、どの抗酸化物質が効果的に効くのかは、個人差がありますので、複合的に抗酸化物質が配合されているサプリメントを摂ると、より効果的です。

まとめ

9-ヘキサデセン酸と活性酸素、過酸化脂質が結合することで、ノネナールが発生します。そのため、9-ヘキサデセン酸をいかにつくらせないか、また作られても体内の活性酸素により酸化させないかが重要です。

9-ヘキサデセン酸は、脂肪分の多い欧米型の食事を好んで食べていると分泌されやすくなりますので、日本食、和食を中心に摂るようにしましょう。また活性酸素に関してはサプリメントで抗酸化作用のある栄養素を補うことで、簡単に抑えることが可能です。

Pocket