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加齢臭対策商品として有名な柿渋石鹸ですが、本当に加齢臭を抑えるのに効果があるのでしょうか。そもそも、柿渋とはどのようなものであり、どのような成分がニオイとるのに効果があるのかを紹介します。

柿渋とは?

加齢臭対策グッズの1つとして知名度が高い柿渋石鹸に含まれている柿渋とは、柿の渋みの成分です。書いて字のごとくなのです。

柿渋は未熟な柿を粉砕、圧縮して抽出することのできる液体を発酵・熟成することで作ることができます。歴史をさかのぼれば平安時代から様々な用途に柿渋は使用されていた、日本固有の材料です。

しかし、柿渋は発酵の過程で酢酸などが原因でとてもクサイものでしたが、20世紀末に新しい製法が発見されたことにより、柿渋特有の悪臭を完全に取り除くことに成功しており、無臭の柿渋というのもあります。

ちなみに、柿渋に関しては消臭効果以外に、火傷やしもやけ、血圧降下、解毒などの作用があるとして盛んに利用されていました。また、防腐効果もありますのでミイラを作る際に塗布するのにも使われていました。

近年の研究でノロウイルスなどに対して抗菌作用が認められており、柿渋の除菌スプレーなども販売されています。

柿渋と消臭

柿渋の主成分は、柿の渋み成分を構成するのはタンニンです。柿渋のタンニンは柿タンニンといいます。タンニンというものはポリフェノールというものの総称であり、植物の葉や皮、そして種などから抽出することができます。このポリフェノールは高い抗酸化作用がある成分です。

特に柿タンニンに関しては、このポリフェノールの量が赤ワインの20倍ほど含まれています。そして、柿タンニンに含まれるポリフェノール類の効果として、悪臭を包み込み、さらに悪臭とくっつくニオイのしない別の物質に変化させる効果があります。さらに柿タンニンには殺菌効果も含まれています。

つまり、柿タンニンはニオイの原因物質をニオイのしない別の物質に変えるのみならず、ニオイを作り出す皮膚の常在菌を殺菌して数を少なくして、ニオイの原因を作りにくくする2種類の効果を期待することができるのです。

柿渋を石鹸に配合することで、消臭効果と殺菌効果を得ることができるので、加齢臭対策、体臭対策に効果を発揮するといえます。

柿渋以外の配合成分も大切

柿渋が含まれる石鹸には、消臭効果、殺菌効果を期待することができるのですが、柿渋が含まれているからといって、万人に効果が出るというあけではありません。柿渋石鹸に関しても使用する人によって効果のあらわれ方が異なります。

そのため、柿渋が含まれているから購入するのではなく、柿渋以外の消臭効果が期待できる成分も同時に含まれている石鹸を購入した方がお得であるといえます。特に、加齢臭、体臭対策のために石鹸を購入するのであれば、総合的に殺菌成分、洗浄成分、消臭成分をチェックして判断し、購入することで効果の高い石鹸を見つけることができるでしょう。

もちろん、柿渋が含まれている石鹸というのは、個人差というのはありますが、消臭成分の1つの要素として充分に効果を果たしますので、柿渋が含まれていない石鹸を購入するよりも、体臭や加齢臭を抑える効果を期待することができます。

まとめ

柿渋は日本古来、平安時代から様々な用途で使用されている、柿由来の成分です。殺菌効果、抗菌効果、消臭効果、防腐効果など様々な効果に優れています。古来から使用されていますので、安全性に関しては極めて高いといえます。

柿渋の消臭効果については、柿タンニン、つまり、ポリフェノールに起因します。ポリフェノールは悪臭と結びつくことで別のニオイの成分に作り変え、殺菌効果がありますので、柿渋が含まれている石鹸を使用することで体臭や加齢臭の改善が期待できます。

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