Pocket

加齢臭に似たニオイとして、脂漏性皮膚炎があります。この脂漏性皮膚炎になった場合、加齢臭と同じようなニオイがしますが、加齢が原因ではなく、きちんとした治療受けることで改善するニオイです。まだまだ加齢臭が気になるような年齢でもないのに、加齢臭かもと思った場合は脂漏性皮膚炎の可能性を検討してみてください。

脂漏性皮膚炎と加齢臭

本来は、加齢臭に悩むような年齢ではないにも関わらず、加齢臭のようなニオイがするという場合は、脂漏性皮膚炎の可能性があります。脂漏性皮膚炎は、加齢臭と同じように皮脂腺の分泌が多い部分に起きやすい、湿しんの一種である疾患です。つまり、病気です。

症状が現れやす場所は、頭皮、顔、胸といった皮脂腺が多く集中している場所であり、特に頭皮に関しては非常に多いの、一般的に症状は頭皮に現れる可能性が高くなります。

また、頭皮には毛穴も多く存在します。しかも大きな毛穴になりますので、発生した皮脂やフケが詰まりやすい場所になります。皮脂、フケ、汗といった老廃物が混ざりあうことで不快なニオイを発生させます。

脂漏性皮膚炎の原因について

脂漏性皮膚炎の原因は、マラセチア菌、もしくは癜風菌(でんぷうきん)と呼ばれるカビの一種が原因になります。マラセチア菌は元々人間の肌に存在する常在菌の一種であり、人間の皮脂を食料にしているのですが、皮脂の増加や汗が原因で増殖をします。

常在菌であり、普段から人間の肌に存在しているのですが、他の常在菌との存在量のバランスが崩れてしまうと、異常に増殖をしていき、脂漏性皮膚炎のような形で人間の肌に悪影響を与えます。バランスがとれている状態であれば、マラセチア菌は人間の肌を弱酸性に保つという良い働きをしています。

なぜマラセチア菌が増殖するのか?

では、なぜマラセチア菌が増殖するのかといえば、住みやすい環境である皮脂が増加するのが原因です。なぜ、皮脂が増加するかは下記のものがあげられます。

  • 季節の影響
  • 動物性脂質の取り過ぎ
  • 遺伝と体質
  • 頭皮の間違ったケア
  • 毛髪と接触するものが清潔ではない

季節の影響

マラセチア菌はカビの一種なので、高温多湿の季節には増殖をします。特に梅雨から夏にかけては汗もかきやすいので、それもあわさって増殖の原因となると考えることが出来ます。

梅雨から夏にかけては注意すべき時期であるといえます。

動物性脂質の取り過ぎ

肉類を中心にした食生活をしていると、動物性脂質の取り過ぎになります。動物性脂質を摂りすぎると、皮脂の分泌が促進されますので、ニオイがきつくなります。また、皮脂はマラセチア菌の食糧になりますので、食糧が多くなれば、排泄物のようなニオイの原因にもなります。

また、高カロリーの食品も皮脂を増やしますので、マラセチア菌が増殖する原因になるといえます。

遺伝と体質

家族も皮脂の分泌が活発であるという体質の場合、遺伝して自身も同じ体質になる可能性があります。

間違った頭皮ケア

刺激が強く洗浄力のあるシャンプーなどを使用して、頭皮をすべて洗い流してしまいますと、頭皮に必要な分の皮脂まで落とすことになってしまいます。その結果、頭皮を傷めてしまい常在菌のバランスが崩れてしまいます。また、必要な分の皮脂まで落とすことで過剰に皮脂が作られる原因にもなります。

さらに、シャンプーの後に自然乾燥をさせてしまいますと湿度の高い状態が長く続きますので、マラセチア菌が繁殖しやすくなります。シャンプー後は自然乾燥ではなくドライヤーを使用して、しっかりと乾燥させることが重要です。

毛髪と接触するものが清潔ではない

帽子、枕など毛髪に直接接触するものは頭皮にも影響があります。そのため、不潔な状態にするよりも清潔にしておいた方がいいでしょう。枕カバーなどは小まめに洗濯をする必要があります。

まとめ

脂漏性皮膚は、皮脂が過剰に分泌する湿しんの一種です。病気なので、加齢臭がする年齢でもないのに大量にフケが出たり、毎日髪を洗っているのに痒かったり、加齢臭のようなニオイがしたりするのであれば、病院へ行くことをおすすめします。

皮膚の常在菌のバランスが崩れている状態になりますので、自身で治すのは難しく、病院での治療にた快方にむかうでしょう。

Pocket